2016年12月にJALが「どこかにマイル」というサービスを開始しました。
実際に利用してみましたが、行き先は４つの候補地からランダムで選ばれた１つということで選べないものの、少ないマイルで全国に飛べるのは結構魅力的だったりします。
今回はJALのどこかにマイルのサービス内容や、実際利用してみて気がついが注意点について紹介していきます
必要マイルは1人6000マイル
どこかにマイルの申し込みに必要なマイル数は1人6000マイル。
発券される航空券はもちろん往復航空券です。
通常の特典航空券と同様に、席が必要な子供も大人と同じく6000マイル必要です。
出発は羽田のみ
発券できるのは往復航空券ですが、今のところ羽田出発でしか申し込めません。
今後羽田以外でも利用ができるようになるかもしれませんが、４つの候補地から選択という特性上、地方空港で利用できるようになることは恐らくありません。
可能性としてありえるのは運行路線の多い新千歳や伊丹くらいでしょうか。
４つの候補地は検索する度に変わる
４つの候補地は検索する度に変わります。
そのため完全に行き先の想定ができないのではなく、希望に近い候補地が表示されたタイミングで申し込むことにより、ある程度行き先を絞る事は可能です。
候補地となる行き先は日本全国
行き先は羽田発着のJAL便が就航している空港全てです。
除外日の指定あり
基本的に繁忙期は除外されていますが、通常の週末や3連休なんかは除外されていないケースも多いので、比較的誰でも利用しやすいかと思います。
搭乗時間が選べる
行き先は選べませんが、搭乗時刻は
- ０５：００～０８：５９
- ０９：００～１１：５９
- １２：００～１５：５９
- １６：００～１８：５９
- １９：００～２３：５９
上記時間帯から選択できますので、週末の仕事終わりに出発する計画なんかも立てられます。
結果は3日以内にわかる
行き先は申し込みから3日以内に決定されることになっていますが、早ければ数時間で結果が出ます。
申込後のキャンセル、変更は不可
通常の特典航空券の場合手数料を支払えばキャンセルできますが、どこかにマイルの場合はキャンセル不可。
行き先が決定する前にマイルが消費されてしまうので、行き先を見てからキャンセルはできません。
例外として悪天候等で搭乗便が欠航する場合は手数料無料で払い戻しがあります。
また、搭乗便の変更も基本的に不可ですが、遅れや欠航の場合は振替可能です。
座席の事前指定は可能
どこかにマイルで発券されたチケットはキャンセル、振替ができないだけで基本的には通常の特典航空券と同じです。
そのため、行き先決定後すぐにJMBホームページより座席指定可能です。
子連れ等で並んで取れなくて困った場合はJALに相談しましょう。
1日の検索回数に上限あり
検索する度に４つの候補地が変わるので何度も検索したくなりますが、1日に検索できる回数には上限があります。
具体的に何回かは調べていませんが、1日50回～100回くらいだと思います。
↑何度も検索するとこうなりますが、0時を回れば再度検索できるようになります。
1日の申込数の上限あり
1日何件（人？）までなのかはわかりませんが、どこかにマイルには申込数の上限があります。
そのため平日の夜や休日の昼には申込受付が終了することがあります。
申し込みをする場合は午前中の早めの時間帯にしましょう。
当日クラスJへのアップグレードも可能
往復6000マイルと破格の安値で発券する航空券ですが、当日席に空きがあれば1000円でクラスJにアップグレードすることが可能です。
これは通常の特典航空券と同じです。
希望する場合は当日早めにチェックインカウンターに行ってリクエストしてみましょう。
どこかにマイルの魅力
なんと言っても必要マイル数の少なさが一番の魅力かと思います。
JALマイルを使用した特典航空券は最低でも１２０００マイル～に対してどこかにマイルなら半分の6000マイル
最低でも2倍以上、近距離の山形、秋田、小松、名古屋、大阪を候補に入れなければ2.5倍以上マイルを有効に使うことが可能です。
用途を決めてマイルを貯めている人には向かないかもしれませんが、とりあえず使い道もなく手元にマイルがある方は旅行のきっかけになっていいですよ。
行けば行ったで何かしら楽しめますし、家族がいる方なら飛行機に乗って移動するだけでも楽しいものですよね。
以上、JALのどこかにマイルの紹介でした。
クレ吉はどこかにマイルで山口へ行ってきましたよー
