読者の期待に応える記事を提供できるよう日々ブログ運営しているカードマニアのクレ吉です!こんにちわー
デルタ便搭乗予定のYさんより、デルタスカイマイル提携カードに関する質問を頂いたのですが、他の誰かにも役立ちそうな質問だったので共有させてもらいますよ!
頂いた質問は ↓ コチラ
現在、デルタカードを作ろうかと検討中です。
ゴールドは無理なのですが12,000円のAMEXか、JCBのテイクオフかのどちらかで。
ちょうどキャンペーン中なので今がいいかと。春は支払いも多いし、秋にツアーですがデルタでハワイに行くので、その支払いもカードで払えばキャンペーンの要件はクリアです。
ただ、今後、マイルを貯めていくのにどちらが良いのか…飛行機をまだ自分でとったことがないのですが、早くて来年、遅くて再来年からはツアーではなく、自分で飛行機やホテルを手配しようかと思っています。
しかし、陸マイラーなので12,000円でAMEXにするべきか、テイクオフにするべきかなんです。
デルタスカイマイルを貯められるクレジットカードなら、この2つのカードは必ず迷いますよねー
今回はクレ吉的な目線でデルタアメックス、デルタJCBテイクオフカードを比較してみましたので、デルタ提携カードの作成を検討している方は是非参考に!
と言っても主に質問頂いたYさん向けなので、自分に合っているかは適宜考えてくださいませー
2枚のカード
似たようなカードが多数あるので、まずは今回質問いただいている2枚のカードの紹介から。
デルタスカイマイルアメリカンエキスプレスカード
名前が長いので、本記事では以後 「デルタアメックス」 と記載します。
まずはアメリカンエキスプレスが発行するデルタアメックスです。
簡単に特徴を紹介すると
- カード利用100円につき1マイル
- 入会特典最大18,500マイル
- ファーストフライトボーナス最大25,000マイル
- 年間100万円利用毎に3,000マイル
- 更新時に2,000マイル
- フライトマイルが1米ドルあたり7マイル
- デルタのシルバーメダリオン会員資格付与
- 空港ラウンジ無料
- 帰国時手荷物宅配無料
- 旅行傷害保険自動付帯
- 年会費12,000円(税抜)
まだまだありますが、今回の質問に対してクレ吉が注目する特典はこんな感じ。
デルタスカイマイルJCBテイクオフカード
こちらも名前が長いので本記事では以後 「デルタJCBテイクオフ」 と記載します。
続いてJCBが発行するデルタJCBテイクオフの特徴は
- カード利用100円につき1マイル
- 入会特典最大6,500マイル
- ファーストフライトボーナス最大5,000マイル
- フライトマイルが1米ドルあたり5マイル
- 初年度年会費無料、翌年以降年会費1,500円(税抜)
- 海外旅行保険自動付帯
安い年会費の割には結構良いカードですね。
今回はこの2つのカードをクレ吉視点で比較してきますよ!
年会費で比較
まず誰もが真っ先に目が行くのが年会費ですよね。
- デルタアメックス 12,000円
- デルタJCBテイクオフ 1,500円(税抜 初年度無料)
単純に年会費だけを比較した場合、デルタアメックスの年会費はデルタJCBテイクオフの8倍!
2つのカードの付帯特典が同じなら迷わずデルタJCBテイクオフをオススメする所ですが、年会費だけで決めるのはオススメできません。
ブログ内でもよく書いていますが、年会費が高いか安いかの判断は付帯特典をよく理解してから考えましょうね。
入会特典で比較
Yさんも気にしている入会特典ですが、
- デルタアメックス 18,500マイル(入会3ヶ月以内にカード利用25万円で達成)
- デルタJCBテイクオフ 6,500マイル(入会3ヶ月以内にカード利用40万円で達成)
※両カード共に入会で得られる最大マイルをより大きく記載していますが、カード利用分も含めているので、本ページでは純粋にボーナスマイルのみで比較しています。
カード利用の条件を達成できる前提で比較すると、デルタアメックスの入会特典はデルタJCBテイクオフの約3倍!
デルタアメックスの方が12,000マイルも多い入会特典となっています。
デルタJCBテイクオフは入会特典が少ないだけでなく、入会特典を最大限もらうための条件も 「入会3ヶ月以内にカード利用40万円」 と厳しいですね。(デルタアメックスは3ヶ月以内に25万円)
ファーストフライトボーナスで比較
クレ吉はYさんに質問頂いて真っ先にオススメはデルタアメックスかと思ったわけですが、その大きな理由がこのファーストフライトボーナスです。
- デルタアメックス 10,000マイル
- デルタJCBテイクオフ 2,000マイル
※カードの特徴では最大マイルで紹介しましたが、ここではYさんに合わせてエコノミー搭乗でもらえるボーナスマイルで比較しています。
デルタアメックスのファーストフライトボーナスはエコノミーでも10,000マイル!!
この凄さあまり伝わらないとは思いますが、他のマイレージプログラムも見てきたクレ吉的にはデルタアメックスでもらえるファーストフライトボーナスは異常とも思える程の大盤振る舞いだと思いますよー
ちなみに 「ツアー発券の場合ファーストフライトボーナスは付かないのでは?」 といった心配をされていましたが、ツアー発券でもボーナスはもらえますよ!
入会でもらえるマイルには大きな差
入会特典+ファーストフライトでもらえるボーナスマイルを合わせると結構な差になります。
JCB | アメックス | |
入会特典 | 6,500 | 18,500 |
ファーストフライト | 2,000 | 10,000 |
合計 | 8,500 | 28,500 |
その差はなんと20,000マイル!
既にデルタ便搭乗予定のある方にはデルタアメックスの入会特典は大きいですよ!
入会特典の条件を達成した方なら更にここにプラスして
- デルタのフライトマイル
- カード利用100円あたり1マイル
この2つが加算されるので、デルタJCBテイクオフなら13,000~、デルタアメックスなら30,000~のマイルを貯める事ができます。
マイルの使用は15,000~
せっかく貯めたマイルでも使えなければ意味がありません。
その点、デルタアメックスで貯まる30,000マイルなら近場のアジア2人分の往復航空券になります※が、13,000マイルでは1人分にも満ちません。
※マイル以外に空港使用料等は別途支払いが必要です。
飛行機をまだ自分でとったことがないのですが、早くて来年、遅くて再来年からはツアーではなく、自分で飛行機やホテルを手配しようかと思っています。
↑ Yさんはこんな事もおっしゃっていたので、いつか自分で旅行の手配をする時に使うのも良いと思いますよ!
ただ、マイルでの特典航空券の発券は、購入航空券程の自由は効かないので、旅の計画はお早めにー
デルタアメックスの入会特典はスゴイ!
一応書いておきますが、デルタJCBテイクオフが絶対ダメという訳ではありませんし、クレ吉はあくまで中立ですよ。
クレ吉的な視線で比較すると、 「今回質問頂いたYさんのケースならデルタアメックスの方が入会特典的にはお得だと思いますよ」 って事です。
クレ吉が知る限り今のデルタアメックスの入会特典は過去最大級です。(ファーストフライトボーナスは変わりなし)
今後の特典がどうなるかはわかりませんが、今申し込む事に大きな損は無いとおもいますよー
※Yさんは10月のフライト利用予定とのことでしたので、4月以降に申し込みましょう。
デルタアメックスの魅力はまだある
入会特典的にはデルタJCBテイクオフを上回るデルタアメックスですが、12,000円もの年会費が必要なだけあって魅力はまだまだあります。
シルバーメダリオン資格がもらえる
普通ならフライトを重ねないともらえない上級会員資格ですが、デルタアメックス会員にはフライト実績がなくてもシルバーメダリオン会員資格が与えられます。
シルバーメダリオン会員が受けられる特典 ↓
- フライトマイルが1米ドルあたり7マイル(通常5マイル)
- デルタ便での無制限無償アップグレード
- 優先座席指定
- 優先空席待ち
- 手荷物手数料免除
- 優先チェックイン
- 優先搭乗
- スカイチームエリート資格
一つずつ説明していると長くなるので詳しくは ↓ コチラで
メダリオン会員資格が付くか否かは2つのカードを比較する上で結構重要なポイントですよー
空港ラウンジ無料
一見地味な見た目ですが、年会費を見てもわかるようにデルタアメックスの付帯特典は他社のゴールドカード並
エアラインラウンジは使えませんが、セントレアプレミアムラウンジや、ホノルルのIASSラウンジだって無料で使えますよ!
空港ラウンジが使えるカードはアメックス以外にもありますが、アメックスが優れている点は同伴者1名無料でラウンジ利用できるという事!
同伴者に気を使わずにラウンジ行けますよー
帰国時の手荷物宅配が無料
デルタアメックスなら帰国時に空港から自宅までのスーツケース宅配が無料!
画像は羽田の手荷物宅配カウンター
疲れた体でスーツケース転がしながら名鉄乗るのしんどいですよ!(車orミュースカイかもしれませんが。)
通常2,000円くらいの送料が必要な事を考えれば、使える人にはこの特典だけでも年会費以上の価値がありますよ!
海外旅行保険自動付帯
海外旅行保険が自動付帯するという点ではデルタJCBテイクオフも同じですが、内容的にはデルタアメックスの方が勝ります。
デルタ | JCB | |
傷害死亡・後遺障害 | 5,000万 | 2,000万 |
傷害治療 | 100万 | 50万 |
疾病治療 | 100万 | 50万 |
賠償責任 | 3,000万 | 2,000万 |
携行品損害 | 30万 | 10万 |
救援者費用 | 200万 | 50万 |
傷害死亡・後遺障害なんて事故は滅多に起きませんが、治療費用や携行品損害は結構お世話になる可能性があるので重要ですよ。
以上、クレ吉的な視点でデルタアメックスとデルタJCBテイクオフを比較してみました!
既にデルタ便に搭乗の予定がある方にはデルタアメックスの方がメリット多いと思いますよー
途中で切り替えも有り
Yさんのように翌年以降はショッピングでのマイル獲得がメインになるなら、翌年からJCBテイクオフへの切り替えも有りかと思います。
カード利用100円で1マイルという点ではどちらのカードも変わらず、JCBテイクオフは年会費も安いので。
ただし、入会特典獲得後、殆ど利用もせず解約するのはアメックス的に印象は悪いかと思います。
以後のアメックス発行カードの審査に影響する可能性もあるので、少なくとも会員期間中は日常生活等で積極的に利用された方が良いでしょう。
以上、クレ吉的な視線でのデルタアメックス、デルタJCBテイクオフの比較でした!
おまけ
せっかくクレ吉に質問して頂いたので、中部からホノルルに向かう方向けのクレジットカード活用術も書いてみましたので、是非参考に!
Yさんホノルル滞在楽しんできてください!